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try、catch、finallyの理解2

<IT技術の処方箋:try、catch、finallyの理解2>



エラーを吐く可能性のある場合は、
try、catch、finallyを使いますね。

※特にfinallyの使い方をしっかり覚えましょう


今回は、具体的にみていきましょう。
概念を復習したい人は、↓から。
http://www.searchman.info/tips/2140.html

↑では、エラー対応のないプログラムをみましたね。

それを、以下のようにtry,catch,finally をつけて改造します。

class Abc {
public static void main (String[] args) {
try {
int x = Integer.parseInt(args[0]);
System.out.println("10/" + x + "=" + (10/x));
} catch(Exception e) {
System.err.println(e.getMessage());
} finally {
System.out.println("--end---");
}
}
}

catchの処理を入れることで、
エラーが起きてもプログラムが落ちることがありません。

finallyの処理を入れることで、
エラーが起きても、正常処理でも、
finallyの処理は実行されます。

ちなみに、エラーを起した
実行サンプルは以下です。

・ゼロ割でエラー
C:\java>java Abc 0
/ by zero
--end---

・文字列を入れてエラー
C:\java>java Abc xxx
For input string: "xxx"
--end---

このように、プログラムでエラー処理も制御できます。
今回は、エラーが起きたときに、e.getMessage() 
のエラーメッセージを表示してみました。


さて、今回はエラーを丸ごとcatchして同じ処理にしましたが、
エラーも場合わけができるのです。

つまり、ゼロ割の場合と、数字以外のものが入ってきた場合の
二つに分けてエラーを考えることができます。

そんな場合は、どうするのでしょうか。
続きをみてみる場合は、こちらから
http://www.searchman.info/tips/2160.html

※---try,catch,finallyは、こちらから理解しよう。---※
1番目:try、catch、finallyの理解1「例外処理の概念」
http://www.searchman.info/tips/2140.html

2番目:try、catch、finallyの理解2「例外処理の基本」
http://www.searchman.info/tips/2150.html

3番目:try、catch、finallyの理解3「例外処理を詳細に」
http://www.searchman.info/tips/2160.html
さらに補講教材があります。
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