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起動スクリプトの順番

<IT技術の処方箋:起動スクリプトの順番>



サーバーの電源を入れると、起動スクリプトが次々と
動作していきます。


※ちなみに、
起動スクリプトは、以下のコマンドで確認しましょう。
# chkconfig --list
httpd 0:off 1:off 2:on 3:on 4:on 5:on 6:off
・・・中略

3番目がon になっていると電源ONでスクリプトが動作します。


さて、これらの起動スクリプトは、
どういう順番で起動していくのでしょうか?


答えは、
# cd /etc/rc.d/rc3.d/
# ls
としてみましょう。


すると、
S85httpd とか、 S60vsftpd とでてきますね。

つまりこれは、
httpdは85番目、
vsftpdは60番目
を意味しています。


では、この番号はどこで登録するのでしょうか。
それは、なんと
/etc/rc.d/init.d/
配下のスクリプトのコメント文に書いてあるのです。


コメント文ですよ。コメント文が有効になっています。
(それ、コメントじゃないよ。とつっこみたくなります)


では、実際に見てみましょう。

# vi /etc/rc.d/init.d/httpd

#!/bin/bash
#
# httpd Startup script for the Apache HTTP Server
#
# chkconfig: - 85 15


とありますね。
この chkconfig: - 85 15 がその部分です。


つまり、スタートは85番目、ストップは15番目、
そういう意味なのです。


ちなみに、ここの数字を変更して再登録すれば、
/etc/rc.d/rc3.d/S85httpd
のS85の数字部分が変更になります。


/etc/rc.d/init.d/httpdの
数字部分を変更した後、
以下のように再登録してみましょう。

# chkconfig --del httpd

#chkconfig --add httpd
#chkconfig httpd on


これで、
/etc/rc.d/rc3.d/
以下のhttpd の起動順も変更になっているはずです。


参考)起動スクリプトの意味
http://www.searchman.info/tips/1610.html

参考)起動スクリプトの作成
http://www.searchman.info/tips/1620.html

参考)起動スクリプトの登録
http://www.searchman.info/tips/1630.html
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