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Mail:メールサーバーをつくり、メールの送受信をする。

<概要>

メールは、送信メールサーバーと受信メールサーバーの二つをつくる必要があります。

送信メールサーバーは、sendmailとpostfixが有名です。
sendmailの占有率が高いようですが、postfixのほうが、設定も楽だしセキュリティも高いようですので、postfixを選びます。

受信メールサーバーは、qpopperとdovecotが有名です。
qpopperの占有率が高いようですが、dovecotがセキュリティが高いようなので、dovecotを選びます。

注意)
Fedora Core2では、sendmailが初期状態で入ってます。ここの工夫も必要ですね。
送信メールサーバーは、SMTPというプロトコルを使うので、SMTPサーバーともいいます。
受信メールサーバーは、POPやIMAPというプロトコルを使います。
POPはID・パスワードが平文で流れます。IMAPは、ID・パスワードに暗号がかかりますので、若干セキュリティが高い。多く使われているのは、POP(POP3)です。

では、いってみます。

<1.Postfixのダウンロードとインストール>

Postfixのダウンロードとインストールを行います。
aptコマンドで一発です

成功確認もしておきましょう。
↓Postfixのインストール画面

<Postfixのインストール画面>


[root@host root]# /etc/rc.d/init.d/sendmail stop←一応、今動いているsendmailを止めましょう
sendmail を停止中: [ OK ]
sm-clientを停止中: [ OK ]←今動いてなければ、失敗と出るかもしれませんがそれはそれでOK

[root@host root]# apt-get install postfix←postfixのインストール
Reading Package Lists... Done
Building Dependency Tree... Done
The following NEW packages will be installed:
postfix
0 upgraded, 1 newly installed, 0 removed and 84 not upgraded.
Need to get 2331kB of archives.
After unpacking 5149kB of additional disk space will be used.
Get:1 http://ayo.freshrpms.net fedora/linux/2/i386/core postfix 2:2.0.18-4 [2331
kB]
Fetched 2331kB in 25s (91.2kB/s)
Committing changes...
Preparing... ########################################### [100%]
1:postfix ########################################### [100%]
Done.←成功

[root@host root]# # apt-get clean←パッケージの削除

[root@host var]# ls /etc/postfix←成功すると、/etc/postfixというディレクトリができます
LICENSE aliases.db main.cf.default post-install regexp_table virtual
access canonical master.cf postfix-files relocated
aliases main.cf pcre_table postfix-script transport

<2.送信メールサーバーを切り替える>

sendmailとpostfixの2つのメールサーバーが登録されているので、postfixを普段使うメールサーバに設定変更します。

コマンドは、alternatives --config mtaを使います。
mta(意味):Message Transfer Agent (インターネット内で電子メールを配送するソフトウェア)

↓メールサーバーを切り替える

<送信メールサーバーを切り替る>

[root@host root]# alternatives --config mta←mtaを切り替える

There are 2 programs which provide 'mta'.

Selection Command
-----------------------------------------------
*+ 1 /usr/sbin/sendmail.sendmail
2 /usr/sbin/sendmail.postfix

Enter to keep the current selection[+], or type selection number: 2←2(postfix)を選ぶ


[root@host root]# alternatives --config mta←もう一回調べてみよう

There are 2 programs which provide 'mta'.

Selection Command
-----------------------------------------------
* 1 /usr/sbin/sendmail.sendmail
+ 2 /usr/sbin/sendmail.postfix←+がpostfixに移動したのが確認できましたね。そのままリターン

<3.クライアントPCからメール送信できるようにする>

postfixのデフォルトだと、クライアントPCからめーる送信ができません。
ひとまず、クライアントPCからメールの送信をできるようにします。

注意)
いづれは、セキュリティも考慮して、インターネット経由でメールの送信ができるようにしますが、
今は、まだインターネットにサーバーが出ていない状態ですので、ひとまず全てのメール送受信ができるようにしました。
ポイントは、inet_interfaces = allの記述を有効にすることです。

↓送信メール許可ネットワークの設定

<送信メール許可ネットワークの設定>

[root@host root]# vi /etc/postfix/main.cf←postfixの設定ファイルを編集します
<中略>
#inet_interfaces = all
#inet_interfaces = $myhostname
#inet_interfaces = $myhostname, localhost
inet_interfaces = localhost
↑のような設定のはずです。
↓に書き換えましょう。

inet_interfaces = all
#inet_interfaces = $myhostname
#inet_interfaces = $myhostname, localhost
#inet_interfaces = localhost

編集したら、保存

<4.送信メールサーバーの起動と自動起動の設定を行う>

いつものように、起動と自動起動の設定を行います。
↓送信メールサーバーの起動と自動起動の設定を行う

<送信メールサーバーの起動と自動起動の設定を行う>

[root@host root]# /etc/rc.d/init.d/postfix start←posffixを起動する
Starting postfix: [ OK ]←成功

[root@host root]# chkconfig postfix on←posffixの自動設定起動をオンにする
[root@host root]# chkconfig --list postfix←3番目がオンなので自動起動します
postfix 0:オフ 1:オフ 2:オン 3:オン 4:オン 5:オン 6:オフ

<5.Dovecotのダウンロードとインストール>

Dovecotのダウンロードとインストールを行います。
aptコマンドで一発です

成功確認もしておきましょう。
↓Dovecotのインストール画面

<Dovecotのインストール画面>

[root@host root]# apt-get install dovecot←dovecotのインストール
Reading Package Lists... Done
Building Dependency Tree... Done
The following NEW packages will be installed:
dovecot
0 upgraded, 1 newly installed, 0 removed and 84 not upgraded.
Need to get 619kB of archives.
After unpacking 1466kB of additional disk space will be used.
Get:1 http://ayo.freshrpms.net fedora/linux/2/i386/updates dovecot 0.99.10.5-0.F
C2 [619kB]
Fetched 619kB in 10s (59.1kB/s)
Committing changes...
Preparing... ########################################### [100%]
1:dovecot ########################################### [100%]
Done.←成功

[root@host root]# # apt-get clean←パッケージの削除

[root@host var]# ls -la /etc/dovecot.conf←成功すると、/etc/dovecot.confというファイルができます
-rw-r--r-- 1 root root 18068 5月 30 06:20 /etc/dovecot.conf

<6.POPでメール受信できるようにする>

dovecotをインストールしただけでは、メールの受信ができません。メール受信のプロトコルが設定されていないからです。
プロトコルは、popとimapを設定します。popとimapが通常のメーラーで使われているプロトコルだからです。
(よくわからない方へ:メーラーを起動すると、メールの受信設定でPOP3とかIMAPと出てきませんか?それのことです)

↓プロトコルの設定

<送信メールサーバーを切り替える>

[root@host root]# vi /etc/dovecot.conf←dovecotの設定ファイルを編集します
<中略>
#protocols = imap imaps ←14行目あたりに、プロトコルを設定する記述があります。それを下のように修正します。

protocols = imap imaps pop3 pop3s ←#をとるのを忘れずに

編集したら、保存

<7.受信メールサーバーの起動と自動起動の設定を行う>

いつものように、起動と自動起動の設定を行います。
↓受信メールサーバーの起動と自動起動の設定を行う

<受信メールサーバーの起動と自動起動の設定を行う>

[root@host root]# /etc/rc.d/init.d/dovecot start←dovecotを起動する
Dovecot Imap を起動中: [ OK ]←成功

[root@host root]# chkconfig dovecot on←dovecotの自動設定起動をオンにする
[root@host root]# chkconfig --list dovecot←3番目がオンなので自動起動します
dovecot 0:オフ 1:オフ 2:オン 3:オン 4:オン 5:オン 6:オフ

<8.メールの送受信テストを行う>

送信メールサーバーと受信メールサーバーがたちあがりましたので、メールの送受信テストをしてみましょう。
ただし、インターネットを経由してのメール送受信は、色々設定が必要になり、まだ無理です。

ローカル(クライアントPC)で、自分のパソコンを使って試してみましょう。

●メールソフトに以下の通り設定をしてみてください。
送信メールサーバー:192.168.0.101
受信メールサーバー:192.168.0.101
ユーザーID、パスワードは、LINUXでのあなたのユーザーIDとパスワードを使ってください。


●メールを書きます。
メールを書いてテストするのですが、注意点が一つあります。
宛先のユーザー名だけにしてください。
例えば、webusr@searchman.info → webusr のように宛先を書くのです。

というのは、まだドメインの解決(ネームサーバーの設定)ができていませんので、ひとまずはこれでテストしてみましょう。
注意)ネームサーバーの設定は、後で詳述します。

テストはうまくいきましたか?これでメールサーバーの第1段階は終了です。
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