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JDKインストール<概要> 前回、JDKがJava基本セットと説明しましたね。そこで、まずは、そのJava基本セットで (手動のコマンドレベルで)、 HelloWorld を表示するプログラムを実行します。 ツールに頼らず、 手動のコマンドレベルで実行感覚をつかむ。 とっても重要です。 では、いってみましょう。 <JDKをダウンロードしよう> まずは、Javaのコンパイル&実行環境を作るので、JDKをダウンロードしましょう。 基本的には、 ※Oracleサイトに行って、 (※http://www.oracle.com/ technetwork/java/javase/downloads/) ダウンロードします。 しかし、テキストと整合性を保ち、 ストレスなく進めたいなら、 私が既に入手した(ほぼ最新の)JDKを、 ここからダウンロードして使ってください。 (Oracleサイトの英語が苦手な人も、おススメ) とにもかくにも、アナタのPCに、 jdk-8u192-windows-x64.exe を準備します。 ※このサイトでは上記バージョンを前提に話を進めます。 ※32bit版は、こちらにアップしておきました。 <JDKインストール> では、「jdk-8u192-windows-x64.exe」 をダブルクリックしましょう。 ※「変更を許可しますか?」と出たら、 はい(Y)をクリック。 (Windowsのバージョンによって、多少画面が違います) セットアップ案内が出ますので、「次へ」をクリック。 ![]() 「次へ」をクリック。 ![]() しばらく時間がかかります。 ![]() ※こんな画面が出てきたら、閉じます。 ![]() インストール先フォルダです。 「次へ」をクリック。 ![]() ・・・・しばらく時間(5分)がかかります。 インストール完了です。 「閉じる」をクリック。 ![]() これで、JDKのインストールの完了です。
インストールが完了すると、
以下のようなフォルダが出来ていますね。 C:\Program Files\Java\jdk1.8.0_192 注意! 同時に、「C:\Program Files\Java\jre1.8.0_192」もできますが、 jdkの方ですからね。 JREとJDKの関係は、こちら。 ここのフォルダのファイルを実行すると、 Javaが動きます。 しかし、いちいちこの フォルダに移動するのは面倒です。 そこで、パスという仕組みを利用します。 パスを利用すると、 どこからでも、このファイルを利用できる。 これを、パスを通すと言います。 以下、Windowsでの、 パスの通し方を説明しますね。 Windowsの検索窓に「システムの詳細」と入力し、 「システムの詳細設定の表示」 (コントロールパネル)をクリック。 ![]() 詳細設定から、 さらに環境変数をクリック。 ![]() すでにJAVA_HOMEが設定されている場合は、 JAVA_HOMEを選択して「編集」をクリック。 ![]() (↑JAVA_HOMEが無い場合は) ユーザーの環境変数の「新規」をクリックして、 ![]() 以下のように、JAVA_HOME、 C:\Program Files\Java\jdk1.8.0_192 を入力して、OKをクリック。 ![]() ※注意 C:\Program Files\Java\jdk1.8.0_192は、 存在してないと駄目ですからね。 エクスプローラーで存在を確認してください。 存在しない場合は、 jdkのインストールフォルダを確認してくださいね。 次に、変数のpathを選択して、 編集をクリックします。 ※無ければ新規にpathを作成しますが、 その場合は、もちろん ユーザー環境変数(JAVA_HOMEと同じ場所)に作成してくださいね。 (システム環境変数に作成するのは、よくありません。) ![]() 以下のような画面が出てきますので、 一番最後に「;%JAVA_HOME%\bin」を追加しましょう。 ![]() よくある間違いは、 何か変数値が入っていた場合、 それを消してしまうこと。 決して、既存の変数値を削除してはいけません。 重要なのは、あくまでも(既存の変数値を残したまま) 「;%JAVA_HOME%\bin」を最後に追加すること。 ※注意 新規でPATHを作成する場合は、 「;%JAVA_HOME%\bin」を入れておけばOK。 ![]() 以上で、パスの設定が完了です。 開いている画面の 「OK」をクリックして、 システムのプロパティを閉じましょう。 <パスが通ったか確認する> では、パスが通って、きちんとJDKがインストールされているのか 確認しましょう。 WIndowsの検索窓に「コマンドプロンプト」と入力し、 「コマンドプロンプト」をクリック。 ![]() こんな画面が出たら・・・・ ![]() >javac -version >java -version と入力しましょう。 例えば、↓のような感じになると思います。
注目して欲しいのは、 javac 1.8.0_192 java version "1.8.0_192" コンパイル環境(javac) 実行環境(java) この二つの環境が、 1.8.0_192になっていれば、 最新バージョンが 正しく反映されたことになります。 ※この二つのバージョンが合わないと、 コンパイルと実行がうまくいきません。 バージョンがずれていたら、 ※プログラムのアンインストールから、 旧いバージョンを削除すると良いでしょう。 ※コントロールパネル→ アプリケーションの追加と削除から、 旧いversionのJavaを削除することができます。 エラーがでた場合 内部コマンドまたは外部コマンド、 操作可能なプログラムまたは バッチ ファイルとして認識されていません。 こんなメッセージが出たら、 設定がうまくいっていない可能性が高いです。 もう一度設定を見直してください。 (特にスペルミスが多いです) それでもうまくいかない場合は、 PCを再起動。 (まれに、PCがバカになって、 設定を読み取らないことがあります) <HelloWorldでプログラムを動かしてみよう> では、動かしてみましょう。まずは、c:\java というフォルダを作ります。 以下のソースコードをそのままコピペして、 c:\java\HelloWorld.javaという ファイルとして保存。 public class HelloWorld { public static void main(String args[]) { System.out.println("Hello World!"); } } 保存できましたね。 ↓のような感じでお願いします。 ![]() ※ファイルの拡張子は、.java。 ※メモ帳などで作ると、 拡張子が.txtになる場合があり、エラーの原因。 ●拡張子がわからない人へ 以下の設定で、、拡張子をみることができます。 各自、確認ください。 1.Windowsの検索窓に 「フォルダーオプション」と入力し、 「エクスプローラーのオプション」をクリック。 ![]() 2.表示タブを選び、 「登録されているファイルの拡張子は表示しない」 のチェックを外す。 ![]() 3.「OK」をクリック。 で、この後DOS画面を開いてください。 DOS画面では、3ステップ。 1:HelloWorld.javaのディレクトリに移動 2:コンパイル 3:実行 具体的には、 1:c:\javaに移動(cd c:\java) 2:javac プログラム名・・・・でコンパイル 3:java プログラム名・・・・・でプログラムの実行 実際の(DOS)画面では、↓のように行います。 ![]() 一応、ディレクトリも確認してみましょう。 コンパイルしたファイル HelloWorld.classが新たに作成されています。 ![]() どうですか、 上のようにプログラムの実行できましたね。 (うまくいかない場合は、質問してください) |
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