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文字化け対策:LINUX(Fedora Core4の文字化け対策をする UTF-8→eucJP

<概要>

Fedoraは、デフォルトで文字コードがUTF-8になっています。
telnet(tera term)などで接続したときは、EUC文字コードにしておかないと、文字化けしてしまいます。
telnet(tera term)での文字化けを防ぐには、
・サーバーの文字コードをEUCにする。
・ログインし直して、telnet(tera term)の設定をEUCにする。
・manコマンドの文字化け対策もする
という手順で行います。

※文字コードがよくわからなかったら、とにかくここの設定をしましょう。そうしないと文字化けして手におえません。
ちなみに、文字コードは、、UTF-8、EUC、SJISなどがあって、ようするに日本語を表すための変換ルールなのです。
UNIXはEUCが多いし、WindowsはSJISです。

<1.サーバーの日本語文字コードをUTF-8からeucJPにする>

/etc/sysconfig/i18n ファイルを編集します。(もちろん、管理者でね)
viでこのファイルを編集しようとすると、文字化けの影響を受けて、このファイル自体の編集が困難ですから、
sedコマンドを使いましょう。

sedコマンドは、以下の形式で使えます。
sed -i 's/置換前の文字列/置換後の文字列/g' ファイル名
↓sedコマンドで、UTF-8からeucJPに変更例

<sedコマンドで、UTF-8からeucJPに変更例>

[root@host ~]#sed -i 's/UTF-8/eucJP/g' /etc/sysconfig/i18n ←#が表示されて、入力待ちになればログイン成功

[root@host ~]#cat /etc/sysconfig/i18n←catコマンドで、eucJPになっていることを確認しましょう。
LANG="ja_JP.eucJP"
SUPPORTED="ja_JP.eucJP:ja_JP:ja"
SYSFONT="latarcyrheb-sun16"

<2.ログインしなおす>

上の画面から、一度、きれいさっぱりログアウトしてください。
その後、再度、tera termでログインしなおしてください。
そのとき、tera termのsetup-terminal-kanjiをEUCに設定します。そうすると、文字化けがなくなります。
↓tera term設定画面

<tera term設定画面 EUCに設定する>


<3.man.configもeucJPにする>

上記1.2.の作業で文字化けは防げるのですが、manコマンドを実行したときの文字化けだけ防げません。
ここでは、manコマンドの文字化けを防止するために、man.configもeucJPにしましょう。
↓man.configの設定例

設定しおわった後、再度ログイン(上記2.)しなおして、manコマンドを実行すると、きちんと説明が日本語で出てきます。
例 $man ls

<man.configの設定例>


[root@host ~]# vi /etc/man.config←/etc/man.configを修正。このファイルは大きいので中略
・・中略
#PAGER /usr/bin/less -is←ファイルの中の、この行を以下のように変更
PAGER /usr/bin/lv

<4.ftpサーバの起動で、文字化けしないか試してみる>

前回やったftpサーバの再起動もしてみましょう。きちんと日本語が表示されます。
↓ftpサーバの再起動

<ftpサーバの再起動>


[root@host ~]# /etc/rc.d/init.d/vsftpd restart←ftpサーバの再起動

vsftpd を停止中: [ OK ]←日本語がきちんと表示されました
vsftpd 用の vsftpd を起動中: [ OK ]←日本語がきちんと表示されました


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