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クライアントから接続:クライアントPCから、LINUXサーバー(Fedora Core4)にtelnetとFTPで接続する

<概要>

LINUX(Fedora Core4)のサーバーへのインストールが終わったあとは、
あなたの普段使っているPC(クライアントPC)から、そのサーバーを使えるようにします。


手順は、以下のようにします。


・rootでログイン確認。(直打ち)
・ルーターを通して、クライアントPCからpingで接続確認を行う。
・LINUXサーバーに新しいユーザーをつくる。(直打ち)
・Telnetサーバーの設定を変更して再起動。(直打ち)
・クライアントPCから、Telnetで接続確認。
・ftpサーバーを起動し、ftp接続を確認。

では、いってみましょう。

注意)
ここで気をつけて頂きたいのは、
(直打ち)と書かれているところは、サーバーに直接キーボードとマウスを繋いで、
そのキーボードから実行する作業のことです。

<1.LINUXサーバーへのroot(管理者)でログイン確認(直打ち)>

インストールからの続きの方は、CD−ROMを抜いて「再起動」をクリックします。
一度電源を落とした方は、電源をいれてください。

そうすると、ログイン画面がでてきます。(↓LINUXログイン画面

まずは、root(管理者)でログインしましょう。(もちろん、サーバーにつながっているキーボードからログインしてみてね)
ログインできましたか?ログインできない場合は、もう一度インストールするしかないかも。

<LINUXログイン画面>

host login:root ←rootを入力、リターン
Password ; ←インストールで設定したパスワードを入力、リターン

[root@host ~]# ←#が表示されて、入力待ちになればログイン成功

<2.ルーターとサーバーをつなぐ>

ログインできたら、次にルーターとサーバーをつないで、クライアントPCから接続する準備をします。
私のネットワーク構成は、以下のとおりになってます。


インターネット

ブロードバンドモデム(NTTデータレンタル)

ルーター(コレガ)(192.168.0.1)---------------
↓                              ↓
↓                              ↓
↓                              ↓
LINUXサーバー(192.168.0.102)          クライアントPC(192.168.0.11)


もともと、クライアントPCから、ルーターとモデムを通してインターネットを見てました。
ルーターにLINUXサーバーを接続して、クライアントPCから接続できるネットワークをつくります。

まずは、ルーターにLANケーブル接続します。(1.↓画面参

次に、LINUXサーバーにも、上記のLANケーブルを接続して完成です。(2.↓画面参照

<画面>

1.ルーター(コレガ)側→2.LINUXサーバー側

<3.クライアントPCからpingで接続確認を行う>

クライアントPCからDOS窓を起動(プログラム-アクセサリ-コマンドプロンプト)して、サーバーにpingを打ちます。
↓コマンドプロンプトからの実行例

以下のような状態になれば、接続OKです。

「Request Timed Out」のメッセージが出てきたら、エラーです。
ネットワークがつながっているか確認しましょう。まれに、インストールの失敗があるようです。

どうしてもつながらないときは、LINUXのインストールをやりなおします。

<コマンドプロンプトからの実行例>

C:\>ping 192.168.0.102←ping 192.168.0.102と入力して、リターン

Pinging 192.168.0.102 with 32 bytes of data:

Reply from 192.168.0.102: bytes=32 time=7ms TTL=255←のようになれば、接続OK
Reply from 192.168.0.102: bytes=32 time=8ms TTL=255
Reply from 192.168.0.102: bytes=32 time=7ms TTL=255
Reply from 192.168.0.102: bytes=32 time=7ms TTL=255

Ping statistics for 192.168.0.102:
Packets: Sent = 4, Received = 4, Lost = 0 (0% loss),
Approximate round trip times in milli-seconds:
Minimum = 7ms, Maximum = 8ms, Average = 7msost

<4.LINUXサーバーに新しいユーザーをつくる。(直打ち)>

LINUXは通常、root(管理者)で運営しません。
まずは、あなた専用のユーザーを作成しましょう。
(サーバーにつながっているキーボードから作業しましょう)

ここでは、「webusr」というユーザーをつくってみます。(↓ユーザ作成実行例

手順は、以下のとおり。
・root(管理者)で、webusrを作成する。
・webusrのパスワードを設定する。

※参考までに
webusrというユーザーを削除するには、以下のコマンドです。(ホームディレクトリごと消えますので、すっきりします)
#userdel -r aaa

<ユーザー作成実行例>


[root@host ~]# useradd webuser←webuserrという新しいユーザーを作成
[root@host ~]# passwd webuser←webuserのパスワードを設定する
Changing password for user webusr
New UNIX password:←パスワードを入力(パスワードは6文字以上にしましょう)、してリターン
Retype new UNIX password:←パスワードを再入力して、リターン)
passwd: all authentication tokens updated successfully←成功

<6.Telnetサーバーの設定を変更して再起動。(直打ち)>

ユーザーをつくっても、このままでは、PCクライアントからtelnet接続できません。

LINUX(Fedora)は通常、telnet接続できない設定になっているからです。
この接続を変更します。手順は以下の通り。
・viを使って設定ファイル(/etc/xinetd.d/telnet)を編集保存。(viの使い方は別途講習する予定です)
・telnetサーバーの再起動
↓telnetサーバー設定変更と起動例

<telnet サーバー設定変更と起動例>


[root@host ~]# vi /etc/xinetd.d/telnet←ここでtelnetサーバーの設定を変更する
# description: The telnet server serves telnet sessions; it uses \
# unencrypted username/password pairs for authentication.
service telnet
{
flags = REUSE
socket_type = stream
wait = no
user = root
server = /usr/sbin/in.telnetd
log_on_failure += USERID
disable = no←yesをnoに変更することにより、ネットワーク経由でtelnet接続ができる。ここを変更して、保存する。
}

[root@host /root]# # /etc/rc.d/init.d/xinetd restart ←telnetサーバーの再起動
Stopping xinetd:                                          [  OK  ] 
Starting xinetd:                                           [  OK  ]
↑ OK で telnetサーバーの再起動したということ。(もしかすると、文字設定してないので一部文字化けするかも)

<7.クライアントPCから、Telnet(Tera Term)で接続確認。>

クライアントPCから、Tera Termを起動して、サーバーへの接続確認を行いましょう。
もちろん、4.でつくったユーザーでログインしてみます。
↓Tera Termのログイン画面例

画面上の待ち受けで、$と#の違いに気をつけましょう。



ダウンロードは、こちらを参照してください。

Tera Term:サーバーとのコマンドのやりとりに使います

<Tera Termのログイン画面例>


Fedora Core release 4 (Stentz)
Kernel 2.6.11-1.1369_FC4 on an i686
login:webuser←webuserでログイン
Password:add ←webusrのパスワードを入力
[webuser@host ~]$←$がでると、待ちうけ画面という意味。$が出れば、ログイン成功。

[webuser@host ~]$su -l←su l と入力すると、管理者(スーパーユーザー)になれる
Password:←管理者のパスワード入力

[root@host ~t]#←#だと、管理者の待ちうけ画面という意味。#だと管理者になったということ。

<8.ftpサーバーを起動し、クライアントPCからftp接続を確認。>

クライアントPCからは、telnetとftpも繋がるようにしておきましょう。
こちらもftpサーバーをたちあげれば、それで繋がります。


ちなみに、ftpサーバーは、クライアントPCからサーバーにファイルを送信するためのサーバーです。


デフォルトの状態では、設定を特に変更する必要はありません。ftpサーバーを起動するだけです。
↓ftpサーバー起動例) (↓画面:クライアントPCからftpサーバーへ起動した画面(ffftp使用))

この起動を行うと、クライアントPCからftp接続できるはずです。試してみましょう。



ダウンロードは、こちらを参照してください。


FFFTP:サーバーとのファイルのやりとりに使います

<ftpサーバー起動例>


[root@host ~]# /etc/rc.d/init.d/vsftpd start←ftpサーバーのスタート
vsftpd :                                          [  OK  ] ←既に起動していると、OKはでないかもしれません

<画面>


<9.ftpサーバーの初期設定。これだけは、やっておこう。>

さて、ftpサーバーに接続できたからといって、安心できません。
じつは、このままでは、使い物にならないのです。最低限の設定をしておきましょう。


何が使い物にならないかって?
まず、perlなどのプログラムをつくって、ftpで送っても実行することができません。


ええ?!と思われるかもしれませんが、
それは、このftpサーバー(vsftp)の初期設定(デフォルト)が、
asciiモードで送信することができないからです。(まじか?ってかんんじでしょう)


また、ftpソフトで所有者の表示が数字になってしまい、なんだかわけがわかりません。
これも解消しなければいけません。


さらに、ftpでファイルを送っても、ファイルの上書き更新時間が日本時間になっていません。
これも不便です。


以上、3点を解消するための設定をここでは行います。
↓ftpサーバー(vsftpd)設定例

設定が終わったら、再起動します。
再起動後、文字化けが出るかも知れませんが無視してください。

<ftpサーバー(vsftpd)設定例>

[root@host ~]# vi /etc/vsftpd/vsftpd.conf
・・中略
ascii_upload_enable=YES←先頭の#を外す
ascii_download_enable=YES←先頭の#を外す
上記の2行で、asciiモードでファイルを上書きできるので、プログラムが実行できるようになる

・・中略 


ファイルの最終行に以下の2行を追加

text_userdb_names=YES←所有者が数字でなくて、ユーザー名で表示される
use_localtime=YES←ファイルの上書き時間が、日本時間になる


[root@host ~]# /etc/rc.d/init.d/vsftpd restart←設定が終わったら、ftpサーバーの再スタート
vsftpd stop [ OK ]
vsftpd start: [ OK ]←ここで、文字化けするかもしれませんが今は無視。

<10.ftpサーバー(vsftpd)のさらに応用。>


気がむいたらどうぞ。


●匿名ユーザーのログイン禁止
anonymous_enable=NO


●ホームディレクトリより、上位に移動させない設定は、以下の2行を有効にします。
chroot_list_enable=YES
# (default follows)
chroot_list_file=/etc/vsftpd/chroot_list

そして、chroot_listにユーザーIDを記述すれば、そのユーザーは上位ディレクトリに移動できません。
ここ注意してください。


しかし、ここに記述されたユーザーIDでFTP接続すると、
またまた、所有者が数字になってしまいます。しかも、時間もなんだかおかしい。


これは、上位ディレクトリに接続できない設定にしたので、
/etc にあるパスワードファイルと時間ファイルに接続できなくなっておかしくなったのです。


以下の手順で対処します。

<上位ディレクトリ禁止のユーザ(webuser)ーが、日本時間でユーザー名がFTPで表示されるようにする設定例>


# mkdir /home/webuser/etc ←webuserにetc ディレクトリを作成
# cp /etc/localtime /home/webuser/etc/ ←ローカルタイムのコピー
# cat /etc/passwd | grep webuser > /home/webuser/etc/passwd ←パスワードファイルからwebuserだけコピー
#chmod 711 /home/webuser/etc/ ←最後に読み書きできないようにしてしまいましょう。

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